アトピー性白内障

アトピー性の白内障になり、手術で治療しました(30代/男性)

30代中盤の独身男性です。幼少の頃よりアトピーがあり、ホコリやダニのひどいところではアレルギー症状がよく出ました。
一番ひどいのはかゆみと炎症で、特に学生時代にひどく、一週間入院したこともありました。
今は加齢で体の代謝が弱くなったのもあってか、あまりかゆみもなく炎症もほとんど出ず無事に過ごせています。

 

25歳頃のとき、目のかゆみがひどくなったので眼科を受診したところ、「左目がアトピー性の白内障に掛かっている、いずれ両目に発症し、手術が必要になるだろう」と宣告されました。実際、年月が経つにつれて目の水晶体の濁りと割れ傷が大きくなっていき、32歳になったころには、ほとんど物が見えなくなっていました。
色は識別できるのですが、眼鏡を掛けていても常にぼやける感じで、パソコンなどが間近に顔を寄せてみていました。

 

また、日光の下だと眩しく、まともに目を開けていられませんでした。秩父に小旅行に行ったとき、百合の花の公園に行ったのですが、あまりに日光が眩しくてほとんど見ることができませんでした。

 

33歳になり、地元の行きつけの総合病院で手術を受けることになりました。日帰り手術で、左目、右目と一週間おきに順番にやりました。手術ということで、痛みや恐怖感など不安はありましたが、目に麻酔をしっかり打ってする手術であり、痛みは全くありませんでした。

 

行程は、意識があるまま手術台に寝て、麻酔のかかった目の表面に小さくメスを入れ、高周波の装置で濁った水晶体を砕き、それを除去してから新しい人工レンズを入れる、というもので、15分ほどで終わりました。医師もすっかり慣れている感じで、手術室にはポップミュージックが流れているくらいでした。

 

目は、手術後数時間経って麻酔が切れると見違えるようにハッキリ見えるようになりました。全体の治療は半月ほどで完了し、治療費は合計で負担が18万円ほどでした。

 

30代で白内障の手術というのはほとんどないケースらしく、手術の待合のときに待っていた患者はほとんどが高齢者でした。また、白内障は誰でも、70歳になるとほぼ発症するそうです。私のレンズはすでに人工のものになっておりもう白内障になる心配はないので、若いうちに手術できて逆によかったと思っています。